コワバナ いろいろ

恐い話 不思議な話

恐い話①

私が初めて心霊体験をした話です

 

19歳の時でした。

 

その日は、友達と夜まで遊んだ帰りで時間は夜中の0時頃でした

車で家に帰る途中、家の近くに〇〇橋があり、そこを通り過ぎる時でした。

 

ちょうど橋の手前の信号が赤だったので停まりました

こんな時間だったので車は私以外なくて、人も全くいなかったのですが、少ししたら後続車がくるのが見えてきました

 

その時、ルームミラーをふと見ると 車の後ろをスーツを着た男性が歩いて横切ろうとしているのが見えました

 

「飲みに行った帰りかな、、」と何気なく思っていたのですが、後続車がもう私のすぐ後ろに迫っていたので、

 

スーツの男性が早く渡らないと危ないなあと思っていたら

後ろの車は男性がいるにも関わらず 速度を落とさず走ってきたのです

 

危ない!!

信号が青に変わりました

私は発進したのですが、ルームミラーで後ろを見たら男性の姿がありません

 

消えた??渡った?

 

ミラー越しに後ろや横を確認しても、スーツの男性は見つかりませんでした

 

今のは何だったんだろう、、、

不思議とその時は 恐いという気持ちはありませんでした

 

ただ、ネクタイを締めたスーツ姿だけは頭から離れませんでした

 

家に着いて 先程体験したことを考えていた時、ネクタイから下のスーツは見たのですが

頭が無かったことを思い出したのです

 

急に恐くなってきて

 

さっきの 幽霊だったかも!!

と恐怖で朝まで眠れませんでした

 

後日、友達に私が体験した話をしました

 

すると友達が

「こないだ、あの橋の近くの祠の木で 自殺した人がいるみたいだよ」

と言うのです

 

そして

「なんかサラリーマンの人で、首吊り自殺だったみたい」

 

 

私が見たのは その亡くなった男性だったのでしょうか

 

あれ以来、その橋を通ってもスーツ姿の男性を見ることはありません

 

心の中でご冥福をお祈りしながら橋を通るようにしています

 

 

これが、私が人生初の心霊体験です

 

読んでいただいてありがとうございます😊

それでは次の話まで、、